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富山 en*priere 天然石ワイヤーアクセサリー

天然石をワイヤーでジュエリーにドレスアップしています。オーダー・ワークショップ随時受付しています。

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たまにはこんなおとぎ話でもいかがですか?

Category日記

あるところに女の子がおりました。

その女の子は日々の暮らしにとても疲れておりました。

わずかな暇を見つけては静かな森や美しい湖など、心を慰めてくれる場所を求めて出掛けておりました。

そんなある日。

その日も女の子は疲れた心を癒すため、静かな場所を探して出掛けたのでした。

偶然たどり着いた海岸。そこには波が運んで来たであろう石が沢山落ちていました。

ここにも、あそこにも。

落ちている石の中でも特に綺麗な石をひろって行くうちに、見たこともないほどの輝きを放っている石たちをみつけたのです。

あまりの美しさに女の子は夢中になりました。

その石たちを追いかけて海辺で拾っていたはずなのに、いつの間にか周りの風景が違っていることに気が付かないほどに。


「ここは・・・?」


女の子が立っていたのは、涼しい風が優しく吹き抜ける草原でした。

その草原を少し進むと、美しい花々が咲き、柔らかな香りと落ち着く音楽が流れるあるお庭にたどり着きました。

しっかりとした綺麗な柵に囲まれ、入り口には大きく開かれた頑丈そうな門。

その開かれた門には通行証を確認してくれる門番がいました。

女の子はそのお庭に入ってみたくなりましたが通行証を持っていません。

困っていた女の子に、門番は優しく問いかけます。


「・・・・・・は持っているかい? おや?何か持っていますね?」


聞いたこともない言葉。自分がそんなものを持っているのか分からない女の子は、さっき拾った特別綺麗な光を放っていた石を見せました。

門番はニッコリ笑ってこう言いました。


「その石をよく見つけられたましたね。 それはね、・・・・・・を持っている人にしか見えない石なのですよ。

このお庭の中には管理人がおります。ぜひお庭での遊び方を教えてもらって、自分の心のままに楽しんでいってくださいませ。

いつでも出入りは自由ですからね。」


さっきまで光っていた石は、門をくぐると通行証に変わっていました。

そしてその通行証は女の子の胸の中に自然に吸い込まれていったのです。

すると、今度は女の子の体が淡く光りだしました。

びっくりしている女の子に、誰かが後ろから声をかけます。

それはこの庭を作り上げ、守り、手入れをしている管理人さんでした。

その手には大きな杖を携え、優しい笑顔でこう言いました。


「こんにちは。ようこそ。このお庭は初めてですか?ここはとても広く、またたくさん楽しい仕掛けがあるのです。

最初は慣れるまで見つけにくいので、良かったら楽しみ方をお教えしますよ。一緒に遊びませんか?」


その大きなお庭の中には、やはり女の子と同じように淡い光を放った女の子たちが楽しそうに遊んでいました。


「彼女たちも最初は遊び方が分からなかったんですよ。

でも今では私も思い付かないような遊び方を発見していたりして、見ている私もウキウキさせてもらっているのです。」


女の子は管理人に遊び方を教わり、また、時にはお庭にいるみんなと一緒に遊びました。

あまりにも楽しくて、時間を忘れてたくさんたくさん遊びました。



どれくらい時が経ったでしょう。


大きなお庭の奥に数本の小路があることに気が付きました。

なんでもお庭があまりにも広いため、一部を数人の管理人に預けているとのことでした。

その小路の先には大きなガラス窓のついたお部屋がありました。

全部で5つ。5本の小路の先に、5つのお部屋。

大きなお部屋もあれば、小さなお部屋もあります。

中に入れるお部屋もあれば、鍵がかかっていて今はまだ入れないお部屋も。

でもどの部屋にもあるガラス窓からは、お部屋の中がよく見えるようになっていました。

可愛くディスプレイされたお部屋の中は先程のお庭と同じテイストで統一されていますが、やはりそれぞれの管理人の個性が出ていてどのお部屋もとっても素敵なのでした。


ある時、女の子はまた新しく6本目の小路を見つけました。


「今度はどんな管理人さんのお部屋なんだろう。」


わくわくしながら進んだ先には、やはりガラス窓のついたお部屋がありました。

しかし今度のお部屋の中は、空っぽで何も誰もいません。

このお庭が大好きになっていた女の子は、慌てて最初に出会った管理人さんの所に行き、思いきってこう言いました。


「・・・私にあの空いているお部屋の管理をさせてくれませんか?」


たくさんお庭で遊んだとはいえ、まだお庭に来て日が浅い女の子に管理人さんは首を縦に振りません。

それは、女の子を信用していないからではなく、心配しての行動なのでした。

お庭の管理は楽しそうで、実は大変なお仕事だったのです。


「せっかく楽しんで遊んでいられるのに、なにもそんな大変な道を選ばなくても良いのですよ?」


優しく管理人さんは言います。

しかし、女の子は迷いませんでした。

女の子の覚悟を見た管理人さんは、自分の大きな杖から1本の小さな杖を取り出しました。

実は管理人さんは、魔法使いでした。

そして、女の子に管理人さんは小さな杖を渡してこう言いました。



「では、あの部屋の管理をあなたに任せましょう。この杖が扉を開ける鍵になります。もちろんこの杖は魔法もかけられます。

しかし使って良いのは、人々が自ら楽しめるようになる魔法だけです。決して自分の為だけに使ってはいけません。

…でもきっと大丈夫ですね。だって愛と勇気の通行証がハートにあるのですから。」



気がつくと、女の子から放たれていた光は、最初の淡い光から強い輝きに変わっていました。

決意の光でした。


こうして癒しを求めてさまよっていた女の子は、管理人の一人になりました。

今もそのお庭を訪れる人のお手伝いをして…ちゃっかり一緒に遊んでいるようですよ。

そうそう、大きな杖を持った管理人さんですが。

魔法使いなのは内緒なんですがね、実は遊びに来ている人達はとっくに気がついておりまして。

でも何も知らないふりをしてくれていたようですよ。

何故かって?

気がつかないふりもまた…楽しい遊びの一つなのかも♪

そんな楽しいお庭の名前を、貴方にだけこっそりお教えしましょう。


「 Kuthumi 」


え?読み方が分からないって?

じゃあ、ぜひあなたの心の中にある「・・・・・・」を持って遊びに行ってみてください。

大きな杖を持った管理人さんが優しく教えて下さいますよ。


…ではまた、お庭で会いましょう。



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